下手の横好き

こっそり。ひっそり。人知れず不定期更新される備忘録的ブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

生きるところ

前回からの続きです。

被災地の水溜り・・・恐らく以前は葦が生い茂る場所だったのかも知れませんが、こんなところでも白鳥達は暮らしていました。

背景に写っている水門も機関場ももちろん津波に飲み込まれ、その機能を全て失っています。
その復旧のために周囲では重機が絶え間なく稼働していて決して落ち着けそうな感じはしないのですが、それでも彼らはここを塒に暮らし、安息の場としているようでした。


ご覧の通り、ここは決して水深の深い水域ではありません。
ですので水面を駆ける・・・と言うよりは、泥濘を走り回るかのような勢いで飛び立ちます。(^^ゞ
083-1.jpg
彼らにしてみれば、ここで暮らすことは毎年のことで当たり前のことなのかも知れません。
周囲の状況がチョット変わっただけ・・・そう感じているだけかも知れませんね。
でもやっぱり・・・来年はもっと復旧したこの場所で彼らを迎えてあげたいな・・・そう思わずにはいられませんでした。

撮影を行いながら、色んなことを考えさせて貰えた。
そんな一日でした。
関連記事

コメント

白鳥に教えられたような…

ますたしゅさん、こんばんは。
津波の被害を受け、環境が変わってしまったその場所にも白鳥は帰って来てくれたのですね。
彼らは変わらない何かを本能で感じているのでしょうか。
>でもやっぱり・・・来年はもっと復旧したこの場所で彼らを迎えてあげたいな・・・そう思わずにはいられませんでしたという、ますたしゅさんの言葉に、胸がジーンとしました。
美しい自然が、少しづつでも良いから帰ってくることを願わずにはいられませんね。

  • 2012/12/28(金) 19:28:13 |
  • URL |
  • sizuku #a8vfL3MM
  • [ 編集 ]

sizuku さんへ

sizukuさん、こんばんは。
返信が大幅に遅れてしまいまして本当に申し訳ありません。m(__;m
元々この地で越冬をしていたグループなのかも知れないのですが、こうして帰ってきてくれたことは素直に嬉しかったですよ。
震災の瓦礫が未だに堆く積み上げられていて復興には程遠いのが現状なだけに、彼らの存在は希望のようなものを感じさせてくれますしね。
と、同時に彼らには本当に色々なことを考えさせれますね。

  • 2013/01/06(日) 22:59:02 |
  • URL |
  • ますたしゅ #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://286sasaya.blog.fc2.com/tb.php/72-0a1045c4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。