下手の横好き

こっそり。ひっそり。人知れず不定期更新される備忘録的ブログです。

山頂より

山頂と言っても蔵王の場合は、その直ぐ傍まで自動車で行けてしまう・・・と言った「お手軽さ」があるので山頂で撮影している感覚が実に薄いのですが、ただでも標高1,700mでの撮影となるので麓で見る星空とは比較にならないくらい美しいのも事実。
とは言え、私が蔵王で撮影を行うなんて年に数回しかありません。
理由は簡単。あまりに人が多過ぎるから・・・。
そう、殆ど誰も訪れないような状況を好む私にとってはチョットしたストレスなのです。(苦笑)

まぁ、そんな前振りは置いておいて月明かりのなかで見た蔵王は、それなりに神秘的で心惹かれるものがありました。

先ずは天の川を背景にした刈田峰神社。
背後からの月明かりのお陰で、前景をダイナミックに描写することが出来たかな?と感じています。
018-P.jpg

続いて残雪が僅かに残る蔵王のシンボル「お釜」。
こちらも月明かりの恩恵に与ることが出来ました。
007-2P.jpg

月のある夜ですと星空の撮影には不向き・・・なんて思われがちですが、個人的には前景をシルエットとして写す事があまり好きではない為、このような月明かりの下での撮影がベストかなぁ~と感じています。
それと月明かりに照らし出された「無彩色」に近い地上の風景が好き。と言うのも理由の一つになっています。



勿論、月が沈んだ後の撮影も行いましたが・・・。
057.jpg
こんな風に前景を真っ黒潰れのシルエットにしてしまうと、どこで撮っても同じような・・・。
出来れば拡大表示して欲しくないなぁ・・・と言った意味でサムネイルで掲載。。。orz



じゃあ、仕方が無いので街明かりでも利用してみよっかなぁ?と試しに撮影してみたのがコレ。
028-4.jpg
まぁ、悪くは無いけど良くも無いよね。w
個人的には街明かりがどうとかじゃなく、連なる山々の質感がイマイチ・・・。
前景全てが真っ黒潰れのシルエットになってしまった訳じゃないのは救いだけど、せっかく蔵王まで来て撮影を行っているのだから、もっと綺麗に写し出せたらなぁ~と思わずにはいられないです。


県内では思いのほか人気の高い蔵王。
こうして改めて見てみると、ことのほか良さ気な撮影ポイントに思えてしまうから不思議でならないです。w


ちなみにこれらの写真は6月の下旬に撮影したもの。
梅雨の中休みで雲の抜けが非常に良かったので、平日の夜にも関わらず出撃してしまいました。
・・・って考えてみたら、この夜以降満天の星空に出会っていないような。。。(汗)
あぁ、久し振りに心行くまで星空の下で撮影を楽しみたいなぁ~・・・。(溜息)
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