被災地の水溜り・・・恐らく以前は葦が生い茂る場所だったのかも知れませんが、こんなところでも白鳥達は暮らしていました。

背景に写っている水門も機関場ももちろん津波に飲み込まれ、その機能を全て失っています。
その復旧のために周囲では重機が絶え間なく稼働していて決して落ち着けそうな感じはしないのですが、それでも彼らはここを塒に暮らし、安息の場としているようでした。
ご覧の通り、ここは決して水深の深い水域ではありません。
ですので水面を駆ける・・・と言うよりは、泥濘を走り回るかのような勢いで飛び立ちます。(^^ゞ

彼らにしてみれば、ここで暮らすことは毎年のことで当たり前のことなのかも知れません。
周囲の状況がチョット変わっただけ・・・そう感じているだけかも知れませんね。
でもやっぱり・・・来年はもっと復旧したこの場所で彼らを迎えてあげたいな・・・そう思わずにはいられませんでした。
撮影を行いながら、色んなことを考えさせて貰えた。
そんな一日でした。
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